腹水 鑑別診斷

腹水の鑑別診斷の内容

スポンサーリンク

お腹に水が溜まる症状を腹水といい、腹水になるとお腹が水膨れの状態になり内臓を圧迫します。
腹水が溜まる病気には肝臓病やネフローゼ症候群、がんなどがあり、腹水を鑑別診斷することによって病名が特定されます。
鑑別診断では腹水の色や性状を調べることになり、特に色を調べることによって正確な病名が特定できます。
お腹に溜まっている水が透明や淡黄色の場合は、肝硬変やネフローゼ症候群を患っている可能性があります。
肝硬変は肝臓病の一種で、肝臓が硬くなることによって肝臓が正常に機能しなくなり、お腹に水が溜まるようになります。
ネフローゼ症候群は腎臓病の一種で、腎臓が正常に機能しなくなることによって、尿の量が減ってお腹に水が溜まります。
鑑別診斷で暗いオレンジ色の水がお腹に溜まっていると診断された時には、化膿性腹膜炎を患っている可能性が高いです。
いずれの場合も原因になっている病気を治すことによって、お腹に水が溜まる症状は改善されます。

スポンサーリンク

 

鑑別診斷でお腹に赤色の水が溜まっていると診断された時には、癌性腹膜炎の可能性があるので要注意です。
癌性腹膜炎は胃がんなどの消化器系のがんが腹膜に転移することによって発症します。
癌性腹膜炎になるということは転移癌の可能性が極めて高いので、速やかにがんの専門治療を受けることが必要です。
ただし、赤色の腹水の全てが癌性腹膜炎であるとは限らず、腹膜内出血である場合もありますので、細胞診などの精密検査を受けて正確な病名を特定することになります。
鑑別診斷でクリーム色の腹水が溜まっていると診断された時には、リンパ管がつまっていることが考えられます。
リンパ管がつまるとリンパ管からリンパ液が漏れ出してお腹にクリーム色の粘液が溜まります。
リンパ管のつまりは転移癌の可能性もありますので、精密検査で病名を特定したうえで治療を行います。
リンパ管のつまりが転移癌によるものでなければ、リンパ管のつまりを解消すると、お腹に水が溜まることは無くなります。

スポンサーリンク

記事の内容は気に入っていただけましたでしょうか?

もしも当記事を読んで気に入って頂けましたら、
ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加