末期がん 腹水 余命

腹水症状が見られる末期がんの余命とは

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 がんになると内臓や血液、リンパなどがん細胞が増殖して正常な機能がきなくなります。
しかし、ある程度の段階であればお薬や放射線に反応してがんの進行を止めたり遅らせたりできます。
さらに切除してがんに侵されている部位を取り除くことで治療ができます。
しかし、がんがかなり進行して全身に転移し取り除くことが難しい場合やお薬や放射線では対応しきれない程のがん細胞が増殖している状態もあります。
このような状態を末期がんといいます。
末期がんの場合、一般的に余命3ヶ月といわれます。
余命はがん患者の年齢やがんの種類などによっても異なり、高齢者では進行が遅いために長くなったり、途中で急な出血によって様態の変化が早まったりということもあります。
ですからあくまでも目安であって必ずしもというものではありません。
また、余命が1ヶ月前後になると全身倦怠感や痛み、食欲不振や呼吸困難などがんの種類や転移先によっても違いますが、さまざまな辛い症状が現れることが多くなります。

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つらい末期がんの症状の1つに腹水があげられます。
がんが進行すると体を作っている様々なタンパク質が減り生産が間に合わなくなります。
また、アルブミンは肝臓で合成されますが、がんが肝臓内に転移することで肝機能が低下しアルブミンを作り出すことが難しくなってしまいます。
アルブミンは血管内に水を保つ働きを担っており減少することで血管周囲の組織に漏れ出し、腹腔などの隙間部分に溜まりやすくなります。
また、がんが転移した先が腹腔内であればその部位に炎症がおこり、それを治めようと抗体が作られます。
抗体はタンパク質の一種のためその部位の浸透圧を上げて水を引き込むように働き腹水となってしまいます。
さらに生産が多すぎて吸収が追いつかないために腹水の増加に歯車をかけてしまいます。
腹水の一般的な対処法は利尿薬や腹腔穿刺による水の排出となります。
しかし、がんが小さくなれば腹水もなくなりますが末期がんでは水を排出してもまた腹水が生じてしまいます。
そのため辛い症状を緩和するためにモルヒネなどでお腹の張りを緩和する方法をとることが多くなっています。
しかし、余命数週間と宣告された人でも最新の腹水濾過濃縮再静注法(KM-CART)によって延命効果が期待できるケースもあります。

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